岩谷学園 × アラバエフ・キルギス国立大学(キルギス共和国) 協定締結
2023年09月22日
教育分野における連携活動推進事業
“平和社会に貢献する人材を育成する”を教育理念とする学校法人岩谷学園とアラバエフ・キルギス国立大学は、このたび教育分野の連携活動の拡大を目的に2023年9月4日キルギス共和国にて協定を締結しました。
アラバエフ・キルギス国立大学(本部:キルギス共和国ビシュケク/学長:アイグル アブドゥラェワ)はキルギスの国立大学で唯一「日本学院(4年制大学)」を設置しており、日本語と専門教育を学びながら在学中に日本でのインターンシップを体験し、卒業後、日本で即戦力となる人材育成を行っている大学です。
今回、アラバエフ・キルギス国立大学から2024年4月に岩谷学園ひがし北海道日本語学校(北海道中標津町/校長:折笠初雄)へ留学希望生5名の面接を行いました。
すでに日本の観光分野でのインターンシップを終えた学生がほとんどで日本語学校卒業後は日本のホテルで働きたいと希望する学生もいました。また後日オンラインで5名ほどの面接を予定しています。
右:アラバエフ・キルギス国立大学 学長 アイグル アブドゥラェワ氏
左:学校法人岩谷学園 理事長 岩谷大介
アラバエフ・キルギス国立大学からのコメント
キルギス人は親日家であり、日本で受け入れられやすいと思います。また北海道はキルギスと気候も似ており、キルギス人にとっても生活しやすいでしょう。日本語に興味を持つキルギス人も多く、日本に留学できる学生が増えれば日本語学習者にとって励みになることでしょう。
連携活動内容
- 岩谷学園はアラバエフ・キルギス国立大学から2024年4月期より留学生の受入れを開始する。
- 2024年4月に開校予定の岩谷学園IT専門学校(北海道中標津町)の農業酪農ITコースと商工業観光ITコースでは将来的にキルギスで日本語を十分に学んだ学生の受け入れを前向きに検討。
- 岩谷学園のリソースを最大限に生かし、当学園の教育交流のみならず当学園の教育施設がある横浜市西区、都筑区、北海道中標津町の地域社会を含めたアラバエフ・キルギス国立大学との様々な交流事業の展開も視野に入れている。
- 岩谷学園とアラバエフ・キルギス国立大学との持続的で発展的な交流を行うことにより、日本の人口減少・高齢化による今後の人材不足を解消すべくキルギスからの高度人材の受け入れにより低迷する日本の活性化につなげる。
“平和社会に貢献する人材を育成する”のは私たち岩谷学園、そして私たち大人の使命だと胸に刻み、日々教育に取り組んでおります。この度の協定締結が日本、キルギス共和国の友好親善につながる未来への一歩となることを願っています。